ねこのひたいのオーナーsaiです。
いつもご覧いただきましてありがとうございます。
犬のお散歩は単純に運動としてだけでなく、気分転換やストレス発散の意味もあります。
また、シニアの場合は体力の維持としても大きな意味をもっているので、出来る限りお散歩は欠かさずに行いたいものですね。
忘れてはいけないのが、お散歩は動物の目線になって季節や年齢に応じた方法で行わなければならないということです。
些細なことでも言葉が話せない動物にとってはグリーフの原因となります。
だからこそ人間がしっかりとフォローしてあげたいですね。
夏のお散歩
犬は舌を出して体温調節をしています。暑い時には舌を出し唾液を蒸発させその冷却効果で体温調整をしているのです。
しかし、シニアになると体温調節機能が低下したり体力も衰えてくるので、熱中症のリスクも高まります。
夏は年齢に関係なく、気温が30度をこえるような日のお散歩や屋外での運動は避けましょう。
お散歩タイムは早朝や夕方など涼しくなった時に。
水分補給も忘れずに!30分に1度くらいの割合で水分補給をしましょう。
また、できるだけアスファルトを避け、芝生や土を歩くように気をつけてあげてください。
やむを得ずアスファルトを歩かせる場合は、人間がアスファルトの表面を触りまた実際に歩いてみるなど温度のチェックをしましょう。
あなたが熱いと感じるということは、動物にとっても熱いのです。
肉球を守るための専用の靴や靴下を検討するのもありですが、日常的に使用すると関節や肉球のトラブルの原因にもなるので一時的な使用にとどめましょう。
靴や靴下をデフォルトにするのではなく、お散歩タイムやお散歩コースを見直すことを検討してください。
- 気温が30度をこえるような日のお散歩や屋外での運動は避けましょう
- お散歩タイムは早朝や夕方など涼しくなった時間に
- 人間がアスファルトの表面を触って温度のチェックをしましょう
- 30分に1度くらいの割合で水分補給をしましょう
冬のお散歩
犬は毛に覆われているので比較的寒さには強いいきものです。とはいえ0度以下の日に無理にお散歩は禁物。
10度以上の日はぜひお散歩させてあげてください。
ただし、シニアの場合はやはり温度差による体温調整機能の低下や体力が衰えているので、室内外の温度差が10 度以上の時は、外に出る前に外気温にならしてあげるようにしましょう。
また、寒い日のアスファルトは冷たくなっていたり凍っている場合もあり、肉球に張り付く危険性がありますので夏と同じくフォローが必要です。
防寒対策として、心臓がある胸や関節を温めるようなウエアも検討してみましょう。
- 室内外の温度差が10 度以上の時は、外に出る前に比較的寒い部屋で外気温にならす
- アスファルトが冷たかったり凍っている場合は肉球に張り付く危険性がある
- 心臓がある胸や関節を温めるようなウエアも検討してみましょう
犬にとってお散歩はとっても大切なこと
運動を控えたほうが良い病気を発症していなければ、出来る限りお散歩をしましょう。
お散歩は、筋力を維持するためのリハビリにもなり、また屋外でのさまざまな刺激により認知症の予防にもつながるのでシニアにとっても必要なことです。
医師への相談は大前提となりますが、自力で立ち上がるのが困難なシニアには、人がサポートして立たせてあげて歩かせたり、歩行が困難な場合は犬用カートなどを利用して、積極的に外に連れ出し外の空気や光を感じさせてあげるようにしましょう。
動物のグリーフをケアできるのは、飼い主である私たち人間です。