ねこのひたいのオーナーsaiです。
いつもご覧いただきましてありがとうございます。
このコラムでも、また飼い主さんたちにもいつもお話していますが、「ペットロス」になるということは、決して特別なことではありません。
確かに個人差はありますが、「ペットロス」とは大切な家族であるペットを失った悲しみに対する当たり前の感情です。
また、「ペットロス」のあるなしでペットに対する愛情の深さが違うということでもありません。
ただし、なりやすい人の特徴というのは確かにあります。
事前に知っておくことで、実際にペットロスになった際の回復の手助けにも繋がりますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
ペットロスになりやすい人の特徴
- ペットに対する依存心が強い人
- 何事も几帳面で曖昧なことが嫌いな人
- 自分の感情を表に出すことが苦手な人
- 身近に気持ちを分かり合える人がいない
- 死や別れに対して強い恐怖心をもっている人
あてはる項目はありましたか?
以下にそれぞれの項目に対する私なりのアドバイスをまとめてみました。
1.ペットに対する依存心が強い人
生前からペット中心で、自分の時間のほとんどをペットに費やしているなど、ペットに対して依存心が強すぎる人は注意が必要です。
しかしながら、多くの飼い主さんはペット中心であったり、自分の子どものように大切に愛情を注いでいると思いますので、ペットロスになるということは決して特別では無いという意味がご理解いただけると思います。
とは言え、何事も「依存」という言葉がつくのは要注意です。
大切に思い愛情を注ぐことは決して悪いことではありませんが、自分本位の愛情でペットをないがしろにしていないか、客観視できる心の余裕が持てているか時々自分をチェックしてみてくださいね。
2.何事も几帳面で曖昧なことが嫌いな人
○○しなければならない、ちゃんとしなきゃ、そんな風に自分に厳し目のルールを課していませんか?
少しくらいだらしがなくても、なんとかなります。
もちろん限度はありますが、曖昧さは時に自分の心にゆとりを持たせてくれることもあります。
窮屈なルールで自分を縛りつけずに、時々心に余白をもたせる意識を向けてみることも大切ですよ。
3.自分の感情を表に出すことが苦手な人
悲しい、辛いなどの感情を表に出せないタイプの人は、ペットが亡くなった後の悲しみもやはり自分の中に溜め込んでしまいペットロスが長引いてしまいがちです。
誰かに頼るのが苦手という人も、まずは自分一人でいる時くらいは「悲しい」とか「辛い」という感情を口に出してみることから始めてみませんか?
溜め込みやすい人ほど、一度口から吐き出すことで心がふっと軽くなる瞬間を感じることでしょう。
4.身近に気持ちを分かり合える人がいない
たかがペット・・・という言葉を自ら使っていませんか?
あなたにとってペットは大切な家族の一員だったはずです。その大切な家族が亡くなったのですから、悲しくないはずはないですよね?
「たかがペットのことを誰かに話すなんて・・・」と思わずに、「こんなに悲しかったんだ」という気持ちを家族や、生前のペットを可愛がってくれたお友達に話してみてください。
身近にお話できる人がいないという時は、遠慮なく『ねこのひたい』を頼ってくださいね。
5.死や別れに対して強い恐怖心をもっている人
どんな人でも死や別れに対して恐怖心はあります。
極端に強い恐怖心を持っていると、「今は元気だけどいつか病気になるかも」と悪い妄想を膨らませてしまうこともあります。
永遠の命はありません。人もペットもいつか必ず旅立ちます。
だからこそ『生きている今』を大切に 。
そして「大切なペットが幸せに過ごすためにはどうしたらよいか」に時間を使いませんか?
悪い妄想に費やす1時間とペットと楽しく過ごす1時間・・・。
私だったら少しでも長くペットと楽しく過ごす時間を増やしたいな。
まとめ
当てはまる項目があった方は、それぞれの項目に書いたアドバイスをまずは読んでみてくださいね。
それでもペットロスになるのが不安という方や、今現在ペットロスで立ち直れていないという方はぜひ『ねこのひたい』でお話しください。
ひとりぼっちじゃありません。『ねこのひたい』をノックしてみてくださいね。